大泉緑地24時間走【大会レビュー】

2023年6月10-11日に大阪府で開催された「大泉緑地24時間走」に出場してきました。

本記事では大会の情報や現地の情報、筆者の感想をまとめました。

大泉緑地24時間走の大まかな解説
  • 種目は24・12・6時間走の3種目
  • コースは大泉緑地公園内を走る1周2.2kmの特設周回コース
  • エイドではカレー、パスタ、焼きそば等、様々な食べ物が提供される
目次

基本情報

  • 大会名 第2回大泉緑地24時間走2023
  • 開催日 2023年6月10-11日
  • 開催地 大阪府堺市
  • 種目 24時間・12時間・6時間
  • スタート 
    24時間・6時間の部:6/10(土) 11:00
    12時間の部:6/10(土) 22:00
  • 参加費 
    24時間:4,000円
    12時間:3,000円
    6時間:2,000円
  • 募集人数 80名
  • 大会HP こちら

上記の情報は2023年の情報です

コースについて

コースは大泉緑地公園内を走る1周2.2kmの特設周回コースです。

コース終盤には池を越えるための橋がかかっており、その箇所がやや登り坂になっています。
100mもない、短い緩やかな登り坂ですが、後半に走るときつく感じこの区間は歩きました(^^;)
また、その橋のところに小さな段差があり、走る時は気をつけてください(特に夜間)という大会側からのアナウンスがありました。

コースは大会が専有しているわけでないため、公園内には散歩・サイクリング、BBQをする人、ボール遊びやザリガニ釣りをする子ども達、ポケモンGOトレーナーなど、たくさんの人が利用しており、コース上にも他の利用者の方がたくさんいるので、気を付けながら走る必要があります。
※走っているとボールが飛んできたりする事もありました。

トイレはコース沿いに3つ配置されており、24時間利用可能でした。
コース沿いにあるため、ロスも少なく利用できると思います。

夜間の注意事項

夜間走について、大会の注意事項に以下の記載がありました。

④夜間はライト・反射板(タスキ)・点滅ライト等夜間走に必要な物を着用してください

大会HP : http://mayu2016.a.la9.jp/santoultra/santoultra200.html

公園内に街灯はありますが、一部区間は街灯が少なく、走れなくはないのですが、少し足元が見えにくい場所もあります。
また、夜間でも自転車で通行している方がいる為、他の利用者に自分の存在を知らせるという点でもヘッドライトや点滅ライトは必要だと感じました。

それと走る上では直接影響があるか分かりませんが、公園内には野生の猫がたくさんいます。
夜間になると猫の目が光って見えるので、びっくりする場面もありました。

また野生のカラスも多く、夕方の時間帯には寝床に戻ってきたのか、大量のカラスが公園内にいました。
しかも人間慣れしているようで、近づいても全く動じず、おまけに体も大きいので少し怖さを感じました。

襲われることはありませんでしたが、自分の陣地にパンなどの食料を置いていると狙われる可能性はあるかもしれないと思いました。

エイドはおもてなし要素が充実

大会本部にエイドが1箇所あります。
飲み物は「水・麦茶・スポーツドリンク」のジャグが常時設置してあり、時間帯によってはコーヒーやカルピス、オレンジジュース、温かい飲み物も提供されていました。
マイカップ持参が前提で、使い捨てのコップ等はありません。

食べ物については、決められた時間にうどん・カレー・パスタ・ぞうすい・おにぎり・バナナ・ヨーグルトなどが提供されていました。
特に夜間に温かいカレーやうどんを食べれるのランナーとしてはとても有難いです。
また、各種目のゴールに合わせて6時間の部では「6時間おつカレー」、12・24時間の部「なんてったって焼きそば」が提供されるなど、終始ランナー目線のおもてなしがなされていると感じました。

※ちなみに24時間の部の筆者は、まだレース途中だというのに、6時間おつカレーの列に並んでいたら、「24時間の人は食べれません」との指摘を受け、少し恥ずかしい思いをしました(笑) (24時間の部の人は夜間にカレーを食べる事ができるのでご安心を)

24時間走、終了後に提供された「なんてったって焼きそば」

記録方式について

周回のカウントはスタッフの方によって手動で行われます。
大会本部前を通る際はランナーは1列になり、本部に向かってゼッケンを見せ、「〇〇番です」と伝える必要があります。

大会終了後には立派な記録証がもらえます。
やはり自分が走った記録がこうやって目に見える「証」になるは嬉しい気持ちになります。

大会後のシャワーや入浴施設

スタート&ゴール地点から50mほどの場所にスポーツハウスという公園の施設があり、そこでシャワーを利用することができます。※100円/5分(利用には専用のコインを受付で購入でする必要有り)
簡易的なシャワーなので、シャンプー等の備品はありません。その点ご注意ください。

またスタート地点から3km程のところに温泉が2箇所あります。(筆者は24時間を走った後、とても3km歩く余裕がなく断念しました)

御陵天然温泉 亀の湯
蔵前温泉

全体的な感想

今回筆者は24時間の部に出場しました。大会要項にも記載されていますが、本大会は競争ではなく、あくまでも24時間走を楽しむイベントであります。

印象的だったのが、参加者同士の一体感と大会側のおもてなしです。
はじめまして同士のランナーでも、夜間やきつい時間帯には声をかけ合い、スタッフの方は親身になってランナーをサポートしてくださりました。

筆者は今回で2回目の24時間走だったのですが、大会の雰囲気からも経験の浅いランナーにとってはちょうど良い大会なのではないかと感じました。

24時間走に挑戦したいと迷っている方、始めの一歩として大泉緑地24時間走はいかがでしょうか。

下記のページでは国内のウルトラマラソンの大会をまとめております。
ウルトラマラソンの参加を検討されている方は、是非参考にしてください。

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