淡路島一周(アワイチ)マラニック【高低差・エイド情報を解説】

このページでは毎年3月に開催される「淡路島一周(アワイチ)マラニック」について紹介します。
筆者は2023年の大会に参加しており、実際に走った感想も交えながら紹介できればと思います。

淡路島一周(アワイチ)マラニックの大まかな解説
  • 距離は146km、制限時間は22~26時間
  • コースは民宿 サンビーチさつき(淡路市)を起点として、淡路島を1周まわるシンプルなコース
  • 競争を目的とせず、初めて100km以上の距離を走ってみたい人にピッタリの大会
目次

基本情報

  • 大会名 2024淡路島一周(アワイチ)マラニック
  • 開催日 2024年3月16-17日
  • 開催地 兵庫県淡路市・洲本市・南あわじ市
  • 種目 146km ※+αを走るオプションコースもあり
  • 累積標高 1,361m ※当サイト調べ
  • スタート 3/16 ①10:00 ②12:00 ③14:00
  • 完走率 69% ※2023年
  • 参加費 4,000円
  • 募集人数 80名
  • 大会HP こちら

上記の情報は2024年の情報です

↓2023年大会はサンテレビによる取材もありました。

申し込みについて

本大会の詳細は例年1月中旬頃に主催者のブログや大会のFacebookグループにて、発表されます。
大会要項が発表された翌週あたりに申し込みが開始します。

そのため、参加を検討されている方は大会のFacebookグループに入っておくことをおすすめします。
FaceBookはこちら

申し込みはメールにより行われ、指定されたアドレスへ必要情報を送り、その後参加費を振り込む事でエントリーが完了します。申込みは先着順で、例年の傾向をみると、数日で定員に達する事が想定されます。(2024年は申込開始日の翌日には定員に達していたようです)

会場までのアクセス

淡路島には電車が通っていないので、基本的に高速バスを利用して会場に向かうことになると思います。

会場の最寄りのバス停は、道の駅 東浦ターミナルパーク内にある「東浦バスターミナル」で、会場まで徒歩4分ほどの場所にあり、バスにはJR新神戸駅やJP三宮駅から乗ることができます。

筆者は本大会に初めて参加した時に誤って高速道路上にある東浦ICのバス停までのチケットを買ってしまいました。
そしてそんな時に限って往復券で購入しており、東浦ICから会場までは1.7kmを大会前と後に歩く事となってしまいました…。
皆さんもバスチケットを購入する際はご注意ください。

サンビーチさつき

コース・高低差について

コースは民宿 サンビーチさつき(淡路市)を起点として、淡路島を1周まわるシンプルなコースです。

毎年、島の周り方が入れ替わり2024年は反時計回りに走るコースとなっています。
※本記事では反時計回りで走る前提で、コースの紹介をしています。

淡路島一周マラニックの高低差図
高低差図は当サイトにて独自に作成

全体的にフラットなコースですが、島の南側には数か所の登り坂があります。累計標高は1,361m (当サイト調べ)
登り坂と言っても最高到達点は160mと、他の多くのウルトラマラソンと比較すると難所というほどではないかもしれません。

走る上での注意点としては以下の点があげられます。

  • 前半のサンセットロード区間は歩道が無いところが多い
  • 島の南側はコンビニが少ない
  • 75kmのローソン南淡町福良店からは約40kmコンビニが無い
  • 街灯が少なく、夜間はかなり真っ暗になる
    →しっかりめのヘッドライトが必要
    →点滅ライト、反射タスキの装備も忘れずに
  • 夜は海からの風でかなり冷えるので、防寒対策も必須

コンビニ情報

コンビニとコンビニとの間隔がかなり空く区間もあるので、事前に補給計画をしっかり立てておくことをお勧めします。

距離表示は参考程度に留めてください。
エイドの場所は過去の情報を元に記載しています。2024年の情報が分かり次第、更新します。

距離区間距離コンビニ名
5km5kmセブンイレブン
9km4kmファミマ
25km16kmファミマ、ローソン
32km7kmローソン
※立ち寄るためには主要道を走る必要あり
42km10kmファミマ
52km10kmローソン
62km10km(エイド)
75km13kmローソン
次のコンビニまで約40km
90km15km(エイド)
117km27kmファミマ、セブンイレブン
119km2kmファミマ
125km6kmローソン
130km5kmローソン、ファミマ
130.5km0.5kmファミマ
144km13.5kmローソン、ファミマ

オプションコースについて

①うずしおラインの途中(70km地点付近)と②80km付近にはオプションコースがあり、それぞれ3.4km・3kmを追加で走ることになります。オプションコースについては完全に自己満足の世界であり、追加で走ったからといって何か良いことがあるわけではありません(笑) 筆者は両方のオプションコースを走りました。

道の駅うずしお

①のコースを走ると大鳴門橋を見ることができますが、おそらくここを通る頃には日が沈み、周りが暗くなっているでしょう。また、折り返し地点にある「道の駅うずしお」も17時で閉まってしまいます。

オプションコースその②

②のコースは登り坂のため、通常コースでは物足りない人は走っても良いでしょう。ホテルニューアワジ プラザ淡路島や風力発電の横を走ることになります。

上記の写真の地図で言うと、25号線を走らず、海沿いに迂回するルートがオプションコースとなります。

ちなみに②のコースを走っている時に大きなイノシシに出会いました。オプションコースに限らず、コース上では鹿などの野生動物が出現することがあるので、特に夜間はご注意を。

全体的な感想

全体的にフラットなコースで10時にスタートをすれば制限時間は26時間であるため、「オーバーナイトランを経験したい」「100km以上の距離を走ってみたい」というランナーにはピッタリの大会ではないでしょうか。

コースを間違えやすい場所も比較的少なく、基本的に海沿いを走るシンプルなコースなので、万が一コースロストをしても復帰しやすい点もマラニック初心者に優しいと思います。

また、完走後はサンビーチさつきのお風呂に入ることができます。走った後にすぐお風呂に入れるのはありがたいですね。

筆者は本大会で初めて淡路島に訪れました。
走っていると玉ねぎの皮むきのパート募集の看板がたくさんあったり、関西の方はCMで馴染みのあるホテルニューアワジの近くを通るなど、淡路島らしさを随所で感じることが出来ました。

私が走ったのは時計回りのコースだったので、反時計回りのコースの年に再度出場してみたいと思います。


下記のページでは国内のウルトラマラソンの大会をまとめております。
ウルトラマラソンの参加を検討されている方は、是非参考にしてください。

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